賃貸住宅メンテナンス主任者について

「賃貸住宅メンテナンス主任者」は、賃貸住宅の建物面の知識を体系的に学び、賃貸住宅の業務に従事する者の建物と修繕方法に関する知識の向上を目的とした認定資格です。
オーナー様や入居者様からの建物の維持保全に関する問い合わせに対し初診診断(一次対応)ができ、必要に応じて関係各所への速やかな手配ができる人材育成を目指します。

賃貸住宅メンテナンス主任者の創設の理由

近年、賃貸住宅の増加による管理業の需要が高まっているなか、賃貸住宅で管理不十分を原因とする劣化した設備により痛ましい事故が発生しています。

これらを未然に防ぐため、令和3年6月、賃貸住宅管理業法が施行されました。
同法では、賃貸管理業は「賃貸住宅の維持保全」と「賃料等の金銭管理」と定義されました。
このことにより、賃貸住宅管理業者はこれまで以上に建物や設備の維持保全に取り組んでいく必要があります。

そして、日本賃貸住宅管理協会は、令和5年11月より新たな認定制度「賃貸住宅メンテナンス主任者」を創設しました。
業界を率いる団体である日本賃貸住宅管理協会は、国家資格の「賃貸不動産経営管理士」を創設しており、「賃貸住宅メンテナンス主任者」についても今後国家資格を目指していくとしています。

賃貸住宅メンテナンス主任者の役割

これまでソフト(人的)業務が主だった賃貸管理業者において、ハード(設備等)の知識を有する賃貸メンテナンス主任者がオーナー様やご入居様の対応をさせていただくことで、物件の状況や修繕方法の一次対応の判断を早めることができます。
建物の修繕には一刻を争うものもあり、その判断が早くできることで被害を未然に防いだり、速やかな復旧につなげることが可能となります。

小出不動産には、賃貸メンテナンス主任者が在籍しております。

建物管理に関しては、当社にお任せください。